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香り高いクロモジを主役に
“クロモジ”をチョイスするきっかけとなったのは、明確なビジョンを持ちながらあらゆる展開をしている武田林業さん(内子町)との出会い。
クロモジはとても香りがよく、製油したりつまようじに使われたりと、とても使い道豊かなモノではありますが、林業の現場では邪魔者であり、下草刈り(木の成長を邪魔しないように刈り払う作業のこと)されてしまう存在でした。
それを資源と捉えた武田林業さんは、クロモジの活用としてヴィヒタ(サウナで使う、枝葉を束ねたもの)にしたり製油したりしています。
今回、クラフトビール作りにチャレンジしようと思ったのは、この香り良きモノを資源として活用したいと思ったから。
今回使用するクロモジは、武田林業の武田さんの案内のもと、内子晴れのスタッフと実際に山へ行って採取しました。
武田林業さんが山でやっていく“これから”を学びながら、自分たちで刈り取り、また乾燥させました。